うちどく(家読)

授業が始まる前の時間を利用して生徒と教師全員が好きな本を読む「朝の読書」は、学校での読書の習慣として定着しています。そこで、読書が習慣化し、読書の楽しさを知っている子どもたちを中心にして、家族みんなで本を読む新たな読書スタイル「うちどく(家読)」を2006年より提案しています。

「うちどく」は読書推進にとどまらず、本をコミュニケーションツールとして相互理解を深め、家族の絆が一層深まることを目指した取り組みです。

「うちどく」に特別なルールはありません。家族みんなで好きな本を読んで、読んだ本について話す。これが基本です。「うちどくの日」を決めたり、同じ本を回し読みしたり、読んだ本をノートに記録したり、子どもたちが考えたうちどくの約束を参考に家族みんなでルールを決めてはじめてみるのも良いでしょう。同じ本をみんなで読めば、会話も一層弾みます。また、お互いに本をすすめあう、家族そろって本屋さんで本を選ぶなど、読む本について相談しあうことでもコミュニケーションが生まれます。

うちどく(家読)
うちどく(家読)

うちどくノート

「うちどく」をはじめたら、家族みんなで読書ノートをつけることをおすすめします。「うちどく」がもっと楽しくなり、家族の読書の記録として、また成長の記録や記憶として残すことができます。

家族そろって読書をする時間がなくても、「うちどくノート」をつけることで読書体験を共有することができます。

うちどくノート

うちどくコラボ FMラジオで本を紹介

本の魅力を読者に伝えようと、K-MIX(静岡FMラジオ)でコラボレーションを展開中です。「モーニングラジラ」番組内の『ラジラ FRIDAY STORY』では、「うちどく」におすすめしたい本を毎週1冊選んで朗読し、リスナーに紹介しています。

トーハンは読書推進の一環として番組をバックアップ。本に親しむ家族が増えることを願い、選書提案など出版社とともに番組に全面的に協力しています。

静岡FM放送K-MIX「モーニングラジラ」番組内
『ラジラ FRIDAY STORY』毎週金曜日10:15~10:23頃放送

うちどくコラボ FMラジオで本を紹介