社長挨拶
「THINK SLOW.」
世界は今、熟慮を、そして本を必要としているのではないでしょうか。
このコーポレートメッセージは、年々慌ただしさを増す世相の中で、本とともに歩んできたトーハンの率直な思いをつづったものです。
トーハンは、人と本を繋ぐという創業以来の役割を、今後も担い続けたいと考えています。本を書きたい人と読みたい人が世界中にいる限り、トーハンが培ってきたノウハウや、これから開発してゆく新しいソリューションによって、この先も様々な局面でお役に立てると思っています。
そのために、トーハンは「本業改革」「事業領域の拡大」の2大方針を掲げる中期経営計画『BEYOND』を推進しています。
「本業改革」
出版を取り巻く環境変化に適応し、これからの時代に合った流通の形を求めて、進化を続けていきます。
マーケットインの視点で、物流・商流・情報流通を担う取次機能をブラッシュアップし、主軸である書店・コンビニエンスストア・出版社とのビジネスを通して出版文化の発展に貢献できるよう、サービスを整えてまいります。
人と本とのタッチポイントを増やすことも重要なテーマのひとつです。書店の出店支援や、書店と連携して取り組む図書館サポート、地方自治体との連携プロジェクト、企業や公共施設へのプライベートライブラリー導入。さらに、誰もがもっと自由に本屋を開くことができる、そんな世界を目指して始めたHONYALは、今も反響が続いています。
人と本とをつなぐコラボレーションは広がり続けており、本業改革の重要性を強く認識しています。
「事業領域の拡大」
これまでにない価値を生み出すべく、新たなビジネスにチャレンジしています。
キャラクターグッズ事業、文具雑貨事業、海外事業などを積極的に拡大し、M&Aも通じてトーハングループの総合力を高めています。
さらに、書店の空間価値を高める複合化事業やイベントスペースマッチング事業、他業界と連携するフランチャイズ事業、トーハン自らIPホルダーとなり事業展開を行うコンテンツ事業など、幅広い領域に進出しています。
出版との関連が深い領域や、あるいは本業とまったく異なるフィールドにおいても、トーハン独自のクリエイティビティを発揮していきたいと考えています。
これからもトーハンは、社会により良い価値を提供できる企業グループであり続けることを目指し、たゆまぬ挑戦を続けてまいります。
- 代表取締役社長
- 大西 良文
