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商流機能
トーハンの商流機能には「仕入代行」「販売代行」「金融代行」があります。販売会社と取引をすることで、書店には多くの出版社の商品を仕入れることができ、出版社には日本全国の書店やコンビニエンスストアに商品を届けることができるようになります。
- 「仕入代行」
- 書店・コンビニエンスストア(小売店)の代行として出版社(メーカー)から商品を仕入れること。
- 「販売代行」
- 出版社の代行として商品の販売戦略を立て、全国の小売店に対して、商品供給、販売を行うこと。
- 「金融代行」
- それらの売買に伴う代金の支払および回収を行うこと。
トーハンの取扱商品は、書籍・雑誌・コミックをはじめ多岐に及びます。
- 書籍
- 雑誌
- コミック
- 音楽・映像ソフト
- ゲームソフト
- 玩具
- 雑貨類
- キャラクター商品
- 事務用品
- 教育用品
- 菓子類 等
仕入
出版社の担当者とトーハンの仕入担当者が、発売予定の出版物のセールスポイント、販売希望部数、条件などを交渉します。商品特性、販売実績・特集(商品)内容・季節変動・市場動向など、あらゆる要素を勘案し、仕入部数を決定します。
出版社向けシステムTONETS i(トーネッツ アイ)
書店の販売実績や在庫データを集約・分析して出版社に提供します。この情報を出版社とトーハン両者で共有し、出版社の商品政策に活用していただくとともに、売り時を逃さない最適な商品供給を実現します。
書籍だけでなく、月刊誌などの定期刊行物においても、日常的に重版が行われるようになりました。出版社が重版をするか否かの判断はTONETS iの販売データに支えられています。いつ・どこで・何冊売れているかが瞬時に把握できるリアルタイムPOSにより、発売当日の出版社に対する重版の提案も可能となり、重版商品の供給スピードは飛躍的に向上しています。
配本
仕入数が決定した商品を、小売店の規模・立地・客層などの特性と販売実績データをもとに小売店の店舗ごとの送品数を適切に分配する業務を“配本”と呼びます。トーハン営業担当者の修正や小売店から希望数を集約し、最終的な配本数が決定します。