『HONYAL』が、2025年度グッドデザイン賞BEST100を受賞しました
株式会社トーハン(東京都新宿区 代表取締役社長・川上浩明)の小型書店開業パッケージ『HONYAL』が、2025年度グッドデザイン賞BEST100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。

トーハンは「本屋をもっとはじめやすく」をコンセプトに、開業初期費用や運営にかかるコストを徹底的に簡略化したパッケージ『HONYAL』を開発し、2024年10月から提供しています。
2025年10月15日現在、『HONYAL』への書店開業相談は累計571件となり、すでに26の都道府県で58件の成約に至っています。
→HONYAL ウェブサイト https://honyal.jp
Instagram https://www.instagram.com/honyal_tohan/
●審査員の評価(グッドデザイン賞 受賞ギャラリーページから引用)
HONYALは、書籍・雑誌流通における信用取引の緩和と総合書店取次の流通基盤を活かし、小型書店や兼業書店を容易に開業できる仕組みである。従来は大規模店舗を前提にしていた取次サービスを再設計し、少額取引でも持続可能なスキームを実現したことで、地域に本を届ける新しい担い手を生み出し、出版文化の保護と企図しており、すでに無書店地域で書店が復活するなど少しずつ実績をあげている。配送頻度や返本制限など現実的な制約を設けつつも、全国3,000社以上の出版社の商品調達を可能にした仕組みは、出版流通の柔軟性と多様性を拡張する試みといえる。街の本屋が減少する中、この取り組みが「本屋をはじめたい」という声に応え、個性ある小規模書店を支えることで、出版文化の持続可能性に貢献することを願うばかりである。
→受賞ギャラリー https://www.g-mark.org/gallery/winners/30330
●グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。
→日本デザイン振興会 ウェブサイト https://www.jidp.or.jp/
グッドデザイン賞 公式サイト https://www.g-mark.org/
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