ニュースリリース

HONYAL NEWS 2025/08

2025.09.01 ニュースリリース

株式会社トーハンから、小型書店開業支援サービス「HONYAL(ホンヤル)」の最新ニュースをお届けします。
HONYALで新しく生まれた本屋さんや、HONYALに関するトピックスを掲載しています。
HONYALのサービス内容につきましては公式サイトをご覧ください。

もくじ

HONYAL新規導入書店をご紹介(2025年8月)

HONYAL新規導入書店をご紹介(2025年8月)

アクセアカフェ新橋駅銀座口店
【2024年12月OPEN、2025年8月~HONYALで書籍販売をスタート】

運営会社:株式会社アクセア
住所:東京都港区新橋2-18-9 第3光和ビル3F
営業時間:平日8:00~翌6:00、土日祝10:00-19:00
WEB: https://cafe.accea.co.jp/
SNS: https://x.com/accea_cafe
https://www.instagram.com/accea.cafe/

アクセアカフェは、株式会社アクセアが運営するコワーキングスペースです。街なかで気軽に利用できるスペースとして好評を博し、北海道から沖縄まで国内50店舗超、海外ではマレーシアでも展開中です。
2024年12月にオープンした『アクセアカフェ新橋駅銀座口店』が、このたびリニューアルし、HONYALのサービスを利用した書店スペースを店内に導入、2025年8月1日から書籍販売をスタートしました。
もとよりアクセアカフェは、デジタルプリントサービスを提供するアクセア店舗に併設することで、ユーザーの知的生産性を高めるスペースとして設計されています。当店は、さらに「書店」というインプット手段も融合し、より付加価値を高めたスポットとして構想されました。
運営にあたる株式会社アクセアとしては、主に都心を行きかう多忙なビジネスパーソンに向けて、本との出会いを通して新たな気付きや学びの機会を提供したい、としています。
書籍の品揃えはビジネス書を主軸とし、プレゼンテーション資料のアイデア集などすぐに役立つ実用書から、コミュニケーションスキルやマネジメントの指南書、経済学・経営学の必読書から読み応えのある教養書まで、硬軟取り混ぜて常時数百冊がセレクトされています。
店舗所在地はJR新橋駅の北改札を出て右手、銀座口から横断歩道を渡ってすぐのビル3階です。ランドマークの“SL広場”からは線路を挟んで反対側、ゆりかもめや地下鉄各線(銀座線・浅草線・大江戸線)からもアクセス至便の好立地です。

Work-Books【2025/8/1OPEN】

店主:西澤 明文 氏(西澤社労士事務所)
住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通2-31-41
   ピアザKOBEⅡ 山側22番
営業時間:8:00-21:00
定休日:不定休

『Work-Books』という店名には、キャリアと労働法の専門家である店主・西澤明文氏の、「働く」悩みを解決するための本屋でありたい、という思いが込められています。
これまで西澤氏は、マスコミの報道記者として30年間にわたり現代社会を見つめ続けてきました。その中で、仕事に悩む人の多さから労働問題への関心を深め、働く人々の悩みに直接応えられるようになりたいと一念発起、社会保険労務士とキャリアコンサルタントの国家資格を取得した経歴の持ち主です。マスコミを退職後に複数の職場で人事や労務の実務経験を重ね、2025年8月から事務所1階に『Work-Books』が開設されました。
当店は「書店・キャリアコンサルタント・社会保険労務士」のサービスをワンストップで利用可能にした点が最大の特長です。働くことの悩みに寄り添い、解決に導く様々な書籍を取り揃え、ヒントを求める人が専門家に気軽に相談できる場をつくりたい……それを具現化したのが『Work-Books』です。
書棚には、キャリアや資格に関する書籍から、ビジネス書や労働関連法規の専門書、“お仕事小説”やコミックも並びます。西澤氏はあくまで謙虚に、「悩みを話したくなければひたすら本を探してもらえばいいし、相談したい人は私に話しかけてくれればいいのです。すぐには解決できない問題も、相談に乗ることで解決の補助輪となることはできるかもしれない」といいます。
書店という業態も、三宮の高架下商店街という立地も、専門家への相談のハードルを少しでも低くしたいから。『Work-Books』では2階のトークスペースでじっくり相談に乗ることができ、1階の遮音ブースから声だけで相談することも可能です(個別相談は予約優先・有料)。相談中に書店を閉めずに済むように、セルフレジで無人営業が可能な「デジテールストア」(株式会社Nebraska)のシステムを導入しているのも店舗の特色です。
少年時代から本好きで、いつか本屋になりたいという希望も温めていた西澤氏。ご自身の使命感と夢を体現した『Work-Books』は、それ自体が、自分らしく働きたい人を勇気づけるメッセージとも言えそうです。

ペーパームーン【2025/8/18OPEN】

店主:本山 大輔 氏
住所:北海道札幌市白石区栄通5-7-13 日新ビル201
営業時間:11:00-18:00
定休日:不定休

SNS:
https://x.com/Gg5WqGGQEW84072?t=QLqj3gRUfNq26me1JcBCTw&s=09

『ペーパームーン』は札幌市内東部、市営地下鉄南郷7丁目駅から徒歩10分の住宅街にオープンしました。生花店とビストロが入る建物の2階になります。
店名に採られたペーパームーン、辞書的には“張りぼての作り物、まやかし”の意味ですが、店主の本山氏はあえて反語的に名付けたそうです。「正統からは外れているかもしれないが、本物の価値があるものを扱う」という思いを込め、「正統派には馴染めないアウトサイダーのための書店をつくりたい」とのことです。
文芸書・アート・コミックを中心に、新刊や話題書だけでなく、埋もれている名作や“奇書”と呼ばれる本にもスポットライトを当てていく予定です。オーソドックスな書店の常識にはとらわれず、雑貨やアパレルも積極的に展開し、サブカルチャーとオルタナティブカルチャーの再評価につながるような店づくりを志向しています。
きけば店主は、これまで四半世紀にわたりサブカルで有名なチェーン書店に在籍し、全国各地で店長を務めてこられたとのこと。経歴に裏打ちされた店づくりの知見は “張りぼて”どころか“筋金入り”と言ってもいいのではないでしょうか。これから『ペーパームーン』がどんな展開を見せるのか、大いに注目されます。

310Books(サンイチゼロブックス)【2021/3月OPEN、2025/8月~HONYALで品揃え拡充】

店主:佐藤研一・佐藤慧(けい)ご夫妻
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石2807
   「道の駅あそ望の郷くぎの」内
営業時間:10:30-16:30
定休日: 水曜日
WEB: https://310books.com/
https://310books.stores.jp/
SNS: https://www.instagram.com/310books/

『310Books』は、阿蘇山南麓の道の駅「あそ望の郷(ぼうのさと)くぎの」で営業しているブックカフェです。
南阿蘇村で唯一の新刊書店であり、阿蘇の地下水を使った自家焙煎ドリップコーヒーや手作りスイーツなどフード類も提供し、地元客・観光客に親しまれています。
屋号は店主の苗字「佐藤」から。以前はお二人とも東京で書店や出版社に勤めていたそうですが、南阿蘇の水が合い、移住後にワンボックス車を改装して移動書店をスタート。2021年から道の駅に現在の店舗を構えています。
南阿蘇村には年間600万人の観光客が訪れ、道の駅には30万人以上が立ち寄るそうです。道の駅の客層も、週末や行楽シーズンには観光客が多く、平日は地元のファミリーやシニア層が中心ということで、書店としての品揃えにも非日常/日常のバランスが意識されています。
児童書や文芸書、文庫・新書など一般書をメインにセレクトしつつ、阿蘇ゆかりの著者や作品などもさりげなくプッシュ。アートや自然など、この場所に来たからこそ手に取りたくなる本も並べられています。
このたびHONYALをご利用いただき、新刊書の品揃えをいっそう広げられています。

かぷりば【2024/5月OPEN、2025/8月~HONYALで品揃え拡充】

店主:川村 佳恵 氏
住所:山形県最上郡金山町
   (移動式書店としての主な活動エリア)
営業時間:出店イベントにより変わります
定期出店…金山町「和カフェ 草々」水曜日10:00-15:00(除・毎月最終水曜日)
WEB: https://note.com/yk_kaneyama
SNS: https://www.instagram.com/y.kawamura_kaneyama/

『かぷりば』は、店主の川村佳恵氏が2024年から運営している移動式書店です。行先に合わせて本を詰めた本箱と、卓上サイズの看板、真っ白なテーブルクロス。それらを携えて、金山町を拠点に近隣のマルシェやイベントを回っています。地元の和風カフェには定期的に出店していて、畳敷きの和室で大きな座卓に並べた本を、店主と言葉を交わしながらお客さんが思い思いに手に取る光景は、さながら座売りの現代版といった趣です。個性的な店名は、町のシンボルである大堰の錦鯉“Carp”と、水路につながる川、また店主の苗字から一字取って“River”の組み合わせだとか。
目指しているのは「金山町のキーステーション」。町の情報が集まり、その魅力を発信する場であること。町の内外の人々が気軽に集い、交流できる場であること。将来的にコミュニティスペース・観光案内所を兼ね備えた実店舗の開設も構想中です。
本の品揃えは、店主おすすめの小説やエッセイ、絵本やレシピ集など親しみやすいものを中心に、緑豊かな金山らしく自然環境やアウトドア関連書もセレクトしています。町内には他に書店がないということで、時には住民アンケートを仕入れの参考にするなど、つねにコミュニケーションを大切にしています。
『かぷりば』のヒントは、東京・尾山台の書店「WARP HOLE BOOKS」だそうです。尾山台は川村氏が大学時代を過ごした街で、ゼミを通じて産学連携プロジェクトで商店街のコミュニティスペース運営に携わっていました。その折に、プロジェクトの事務局長だった黒川成樹氏の「WARP HOLE BOOKS」立ち上げに接した経験から、知らない本と出合える書店の面白さや、店主とお客、あるいは客同士の関係も創り出していく同店の運営手法に可能性を感じ、のちに地域おこし協力隊として移住した金山町での『かぷりば』起業に繋がったとのこと。尾山台とは今も良い関係が続き、『かぷりば』運営を「WARP HOLE BOOKS」がサポートしたり、逆にハッピーロード尾山台商店街の納涼祭りに川村氏が“金山ブース”を出店したりと、エリアを超えてフットワークも軽く活躍中です。

HONYALについて詳しくはウェブサイトからお気軽にお問い合わせください。ご質問や開業相談は随時受け付けています。

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