株式会社トーハンは、4月3日午前9時より本社2階会議室にて入社式を執り行いました。今年度の新入社員は25名（男性13名、女性12名）です。

近藤敏貴社長挨拶（要旨）

皆さんの人生の門出をお祝いし、入社を心から歓迎します。

皆さんの入社と同時に、5カ年の中期経営計画「REBORN」は最終年度を迎えました。「en CONTACT」がスタートした今、「本業の復活」を目指してマーケットイン型出版流通を一層強力に推進していきます。「事業領域の拡大」も着々と進み、新たにファイヤーサイド株式会社がトーハングループに加わりました。一方で社内の各ラボの活動もますます活発化しています。次期以降を見据えた組織体制の大幅な見直しも行ないました。
「REBORN」が目指すのは、課題の多い出版流通を持続可能な形へと再構築し、トーハン自身も生まれ変わることです。その根底には、出版文化の普及向上を通じてゆたかな社会づくりに貢献するトーハンのDNAがあるということを、まず皆さんに伝えたい。
そのDNAを受け継ぐ皆さんは “ポスト「REBORN」”の第一世代です。近い将来、皆さんが中心となってトーハンを動かし、出版業界の変革を担っていくことになります。多種多様な活躍の場を用意していますので、自信をもって元気に働いてください。

キャリアの形成も、人生を紡いでいくことも、個人の意志と選択、そして努力にかかっています。選択に伴う喜びと苦しみを真正面から受け止め、喜びを深く味わい、苦しみを乗り越える努力をすることで、皆さん自身の人格も磨かれるはずです。伊集院静さんのいう「断然、むかい風をえらべ」です。
“良い会社”にも色々ありますが、苦労も含めて人生に向き合い、生きることを楽しむ人が多いほど良い会社だと思いますし、私はトーハンをそういう会社にしたいと思っています。皆さんも公私ともに充実させ、トーハンをもっと良い会社にしてください。そして、職場という人生の大切な一部を共にする仲間として、一緒にもっと良い仕事をして、社会に貢献していきましょう。