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K-mix(FM静岡)うちどく(家読)タイアップ番組で朗読した書籍を寄贈

2015年12月 4日

K-mix(FM静岡)うちどく(家読)タイアップ番組で朗読した書籍を寄贈
~県立こども病院へ8回目のプレゼント~

2015_kizoshiki.jpg株式会社トーハンと静岡トーハン会(会長:沼津市・マルサン書店、古澤隆社長)は、K-mix(静岡エフエム放送)で毎週金曜日に放送される「モーニングラジラ」内の読み聞かせコーナー"ラジラFRIDAY STORY"で取り上げた書籍約60冊を静岡県立こども病院に寄贈しました。同番組内で放送された書籍を毎年寄贈し今回で8回目の寄贈となります。

11月24日(火)、静岡トーハン会を代表して江崎書店・渡部松徳取締役とトーハン静岡支店の横山敏夫支店長が、静岡県立こども病院(静岡市葵区)を訪問し、「入院している子どもたちのために本を活用してほしい」と瀬戸嗣郎院長に本を手渡しました。

県立こども病院の瀬戸嗣郎院長より「集中治療室で手術を受けた直2015_kansyajou.jpg後にも読み聞かせをすることもあるが子どもたちは非常に良い表情をします。本は生きる力を与えてくれます」との謝辞とともに感謝状が贈られました。また、来年2月には外来病棟を新設し、待ち時間に読んでもらうための外来図書室を設置予定。大人向けに短時間で読める本や、絵本よりも対象年齢層が高い本も充実させたいとの説明がありました。医学図書室の塚田薫代司書からは、「新しい本に子どもたちはとても敏感に反応します。入学入園前の子どもが多く、治療費がかかる若い世代の親には病院に本が充実していると経済的にもありがたいはず」など、病院内での読書の様子が伝えられました。これに対し、渡部松徳取締役は「本に出会える環境を1つでも作ることが本屋の仕事」と、書店での
読書推進について話されました。
〔写真=絵本を見ながら話をする(左から)瀬戸院長、渡部取締役、横山支店長〕

トーハンでは2007年6月より出版社の協力を得てK-mixで家庭での読書「うちどく(家読)」をテーマに本の読み聞かせ番組を放送しています。約7年間続いた「RADIO READING SHOW」の朗読コーナー"BED TIME STORY"を、2014年4月から朝の情報番組「モーニングラジラ」に移し、新番組として毎週金曜日放送の"ラジラ FRIDAY STORY"
がスタート。パーソナリティ高橋正純さんが「うちどく」におすすめの本を朗読し、幅広い
リスナーから「ホッと温かい気持ちになる」コーナーとして人気を博しています。今回は
昨年11月から本年10月までの間に、番組で朗読された書籍を寄贈しました。
なお、2009年より静岡トーハン会の会員書店と連携し店頭において番組で朗読される本の
コーナー展開を開始、メディアミックスを強化しています。
番組の放送は毎週金曜日午前10:16頃から約8分。協力出版社は、下記の通りです。

トーハンは、学校での「朝の読書」に続く読書推進運動として、2006年12月から家庭での読書「うちどく(家読)」を推進しています。「朝の読書」で読書が習慣化している子どもたちに学び、家庭でも読書を習慣付け、読んだ本について語り合うことで家族のコミュニケーションを深めようと提唱しています。


<2014年~2015年K-MIX協力出版社>(五十音順)
あかね書房 あすなろ書房 アートデイズ
岩崎書店 絵本館 絵本塾出版
KADOKAWA 学研 河出書房新社
教育画劇 金の星社 好学社
廣済堂出版 佼成出版社 講談社
光文社 サンリード 小学館
新樹社 新潮社 JULA出版局
第三文明社 大和書房 小さい書房
筑摩書房 童心社 ひさかたチャイルド
評論社 BL出版 ブロンズ新社
文化出版局 文研出版 ポプラ社

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