平成22年度入社式 社長挨拶
平成22年度入社式 社長挨拶
株式会社トーハンは、4月1日午前9時30分より本社8階大ホールにおいて、平成22年度入社式を執り行いました。今年度の新入社員は52名(男子35名、女子17名)。山﨑厚男社長の挨拶(要旨)は次の通りです。
入社おめでとうございます。役職員一同、52名の新しい仲間を心から歓迎するとともに、新社会人としての記念すべき門出を心からお祝い申しあげます。
出版ビジネスを取り巻く環境はかつてないほど大きく、激しく変動しています。トーハンはそうした中で昨年9月、創立60周年を迎え、今まさに将来を見据えた変革のただ中にあると言っても過言ではありません。私たちが解決すべき最大の命題は、「需要と供給のアンマッチ」ということに尽きます。
そこで現在トーハンでは桶川SCMセンターをはじめとする業界随一の物流・情報インフラを武器に、適時適量の商品供給体制づくりにスピードを上げて取り組んでいます。
また、目標設定と達成報奨の考え方に基づいて業界三者それぞれの収益構造の改善を目指す「責任販売」の仕組みもさらに拡大していきます。
さらに、インターネットを介したEコマースやデジタルコンテンツの販売はこれからも成長が期待される分野であり、トーハンはリアル書店の良さとバーチャルの利点を融合させた、新たな書店像・新たな出版流通の創造を目指して取り組んでいきます。
加えて、今年は国会決議に基づく「国民読書年」でもあり、出版業界には読書環境のさらなる充実が期待されています。トーハンとして第一義的には、読者が身近な書店やネットを通じて本に接し、気軽に手にとって読むことができる環境づくり、ということになります。地域の書店情報という点では「e-hon」が全国2,900店の加盟店で展開していますし、この4月からは凸版印刷さん等とのコラボレーションで「本屋の歩き方」というサイトがスタートしたばかりです。人口動態の変化も見極めながら、オンライン書店だけでなく、中小書店や大型書店、地域や学校の図書館、さらには市場開発による新たな業態の書店など、読者から見て多彩な選択肢が担保されるよう、さまざまなチャネルが共存していく環境づくりが必要となります。
このような時代にあって、トーハンが自社のビジネスをどう伸ばしていくのか、そして新しいビジネスをどう構築していくのか、まさに正念場に差し掛かっています。しかし、こうした時期こそ自らを磨き、飛躍する力を発揮するチャンスでもあります。皆さん自身の成長は、トーハンの成長にもつながります。そのために、「考えぬくこと」「やりぬくこと」、この二つを常に意識して行動してもらいたいと思います。
仕事に臨むにあたっては、トーハンの企業理念「私たちは質の高いサービスと情報・流通のネットワークを通して、人々の知的活動を支援し、ゆたかな社会の創造に貢献します」をつねに思い出してください。この企業理念に込められた精神を理解して、その時々の状況に照らして一人一人が具体的な行動にあらわし、高い成果を追求することが求められます。大いに誇りを持って仕事に取り組んでください。
意欲みなぎる若い皆さんの、今日からの活躍と健闘を強く期待しています。これから一緒に頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
■この件に関するお問い合わせ トーハン広報室 TEL 03-3266-9587
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