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中国出版代表団が来日しトーハンを訪問

2014年9月30日

中国出版代表団が来日しトーハンを訪問
~中国国内の主要出版社や書店グループの経営幹部が日本の出版業界を視察~

中国出版界を代表する中国国内の主要な出版社や書店グループの経営幹部がそろって来日しました。今回来日した中国出版代表団は、陳純躍 浙江出版聯合集団副総裁を団長とし、郭義強 中国出版協会副理事長、張紀臣 中国図書進出口(集団)総公司総経理など総勢6名で、業界幹部がこれほどそろって来日するのは過去にあまり例がありません。26日にトーハン本社を訪問したのちトーハン桶川SCMセンターを視察しました。

今回の訪日は、トーハンが1986年に第一回北京国際図書展示会が開催された当初から日本事務局を務めてきたことなど、長年にわたり日中の出版文化交流に尽力してきたことから、中国側より当社に要請があり実現したものです。「出版業界におけるデジタル時代への対応」について日本に学ぶことを目的に、当社で意見交換や業務連携についての討議を行ない、当社が各関連団体へ呼びかけて懇談の場を設けることとなったもの。

26日午前、トーハン本社を訪れた一行は藤井武彦社長と近藤敏貴副社長と会談し、日中両国における出版業界の環境変化や対応策などについて活発な意見交換を行いました。会談の席上、藤井社長からは、「長年の中国出版界とのパートナーシップの成果として『中国出版トーハン』を設立できたことに感謝している。この『中国出版トーハン』を一つの軸として本を媒介とした日中文化交流に一層努めていきたい。さらにトーハンの施策で、中国の出版業界に参考になることがあれば、そのノウハウを喜んで提供していく」旨が伝えられました。その後、日本の出版業界の現状と課題に触れ、現在取り組んでいる社の施策を説明。
中国出版代表団からは中国出版業界の状況について、「書店店頭での販売冊数は頭打ちで、既存の出版流通は苦しくなってきている。日本の出版業界が抱える課題が中国でも顕在化し始めている」との認識を示し、「トーハンが書店と一体になってデジタル時代への変化に力強く対応していることがわかりたいへん参考になった。これまでも中国の出版物流構築では多くを桶川SCMセンターから学んできており、とても感謝している」と述べられ、最後に「来年の北京国際図書展示会には藤井社長にぜひ来場頂き、更に連携を強化していきたい」との要望が伝えられました。

一行は、その後、埼玉県桶川市のトーハン桶川SCMセンターに移動し、最先端の出版流通システムを見学。その後、同所で中国代表団より中国出版トーハンでの今後の業務連携などについて提案があり、活発な議論が行われました。
なお、一行は前日25日に当社の案内のもと、日本書籍出版協会ならびに日本電子出版協会さらに出版デジタル機構を訪問し、日本の出版市場やデジタル出版の現状について熱心な質疑応答が交されました。

今回来日した中国出版代表団の団員は以下の通り。

団長 浙江出版聯合集団 副総裁  陳純躍
中国出版協会 副理事    郭義強
中南出版伝媒集団 副総経理 彭兆平
中国大百科全書出版社 社長 龑莉 
中国図書進出口(集団)総公司 総経理 張紀臣
人民教育出版社 副総編集長 王岳
以上6名
0930中国出版代表団
〔中国出版トーハン株式会社〕
・代表者  :李晨生
・本社所在地:東京都新宿区東五軒町6-24 
・設立年月 :2010年(平成22年)6月28日
・事業内容 :日本における中国語コンテンツの翻訳出版、及び輸入販売

■この件に関するお問い合わせ  トーハン広報室 TEL 03-3266-9587