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平成26年度版『書店経営の実態』刊行

2014年9月30日

平成26年度版『書店経営の実態』刊行

株式会社トーハンは、このほど平成26年度版『書店経営の実態』を刊行しました。
書店経営の実態26年度版 本誌は、書店を企業体・店舗という視点から多角的にとらえた書店経営の指標として、毎年刊行しています。本年度は全国の178企業572店舗の経営資料を集計・分析し、まとめたものです。編集・販売等の運営業務は、(株)トーハン・コンサルティングが行っております。
今回の調査結果の特徴としては、以下の点があげられます。なお本誌における経営指標においては、企業体を単位として、健全企業は売上高対経常利益率0.0%以上、欠損企業は売上高対経常利益率0.0%未満として分析しています。

(1)売上高伸長率
   売上高伸長率は、健全企業-0.9%、欠損企業-7.4%、総平均-3.2%となり、総平均では19年連続のマイナス成長となった。

(2)収益性
収益性を見る売上高対営業利益率は-0.3%(昨年-0.1%)、売上高対販売費・管理費率は22.5%(昨年22.2%)、売上高対人件費率は11.7%(昨年10.9%)となっている。

(3)生産性
粗利益対経費率は101.4%(昨年100.5%)、労働分配率は52.7%(昨年49.4%)と、依然として販管費の負担は厳しい状況である。

(4)従事者数、パート・アルバイト比率
従事者数の平均は8.4人で、内訳は社員2.6人、パート・アルバイト5.8人となり、パート・アルバイト比率は69.0%となった。

(5)アンケートからみた書店の実態について
本年度は「自店の目指す書店像と現状について」をテーマにアンケートを実施。
リアル書店の「強み」として、最も回答の多かった項目は「中身を手にとって見てもらえること」で、リアル書店の「役割」として最も回答の多かった項目は、「趣味のものに出会えるワクワク感の演出」であった。
自店が目指す書店像で最も多く回答があったのは、「地元に愛される町の本屋さん」、次いで、「コンパクトで利便性の高い書店」「複合書店」が続いた。いずれの店舗の形態を目指すにしても、共通している点は「ココでなければ味わえない空間」を作り出すこと、そしてそのための「コミュニケーション力」「企画力」「情報発信力」が重要であるという点が浮き彫りにされた。

■発行 トーハン  編集 トーハン・コンサルティング
■判 型 B5判 48ページ ■頒 価 1,400円(税別)
  [ご注文・お問合せ]
 (株)トーハン・コンサルティングまで(TEL03-3267-8686)

■この件に関するお問い合わせ 
   トーハン・コンサルティング TEL 03-3267-8686
   トーハン広報室  TEL 03-3266-9587