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環境への取り組み

トーハン桶川SCMセンターをはじめとする各物通センターでは、環境に配慮した設計思想により、省資源・省エネルギーを実現し、自然エネルギーを有効利用することで持続可能な省エネルギーを実現。周辺住民や地球環境に配慮し、社会的要請に応えています。また、協業化による輸送トラック便の減少、グリーンロジスティクスの推進など、業界レベルの環境保全にも貢献しています。

環境に配慮した設計思想

2005年に竣工したトーハン桶川SCMセンターは、環境に配慮した省エネルギー設計により建設され、先進的なシステム導入で稼働当初から環境負荷の低減を実現しています。この省エネルギー設計は、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の2006年度補助事業に認定されました。

【主な導入システム】
  • 自然換気・外気冷房システム
  • 高効率機器(高効率トランス・インバータ制御機器)
  • BEMS (ビルエネルギーマネジメントシステム)による空調システムの運転管理
  • 雨水、井水の有効的再活用システムの構築
  • 照度・人感センサー付き照明

その他の物流センターでも、LED照明の採用など、省エネルギー・省資源の継続的な取り組みにより地球環境保全に努めています。

【主な導入システム】
  • LED照明の導入
  • 複層ガラス・無窓化による空調負荷の低減
  • 天窓設置による昼間照明の節減

雑誌返品処理における環境保全

雑誌返品処理施設・東京ロジスティクスセンターの敷地内には、古紙卸売業者で組織される「協同組合・東京雑誌リサイクルセンター」が併設され、返品雑誌の古紙化までの一括プレス梱包処理をセンター内で一貫して行っています。これにより省資源・省エネルギー及び森林資源保護とともに輸送トラック便の大幅減少による公害の軽減にも寄与し、業界レベルの環境保全に貢献しています。

グリーンロジスティクスの推進

トーハン桶川SCMセンターでは、書籍の注文品物流の梱包材を従来のダンボールからICタグ付きの折り畳みコンテナ(以下:オリコン)に順次切り替えることで、ごみの軽減、資源保護を実現。地球環境に配慮したグリーンロジスティクスの積極的な推進を図っています。
オリコン出荷を取扱量の80%まで拡大することで得られるCO2排出削減量は、年間で約4,000 t-CO2と試算され、これは森林500ha(東京ドーム約100個分)を新たに創出するのと同じ効果です。
開梱後の空のオリコンは、書店からの返品に利用され、トーハン桶川SCMセンターに回収、再び出荷に利用されます。環境に配慮した効率的な循環型資材として、書籍新刊物流にも拡大する予定です。
このグリーンロジスティクス構想は、オリコンの統一規格化による業界レベルの取り組みがスタートしています。書店、出版社、販売会社(取次)、輸送会社の業界全体での取り組みに拡大することで得られるCO2削減量は11,000t-CO2/年で、1,400ha(東京ドーム約300個分)の森林創出に相当します。今後もオリコン配送の拡大で、グリーンロジスティクスの推進を加速させてまいります。